図24、アクリル製の6号機:
完成したアクリル製の透明感のあるグラスハープ6号機
11、アクリル製6号機の製作
1)材料の選択 5号機までグラスハープを製作してきた反省として、楽器は素人細工ではなく、技術的にもデザイン的にも完成度の高いものであるべきだ、という思いがあった。かつて上野の文化会館でホフマンが使用していたグラスハープは、グラスを並べた箱も飾脚もクラシックな工芸品として完成された作品に見えた。一時的には、グラスを並べる箱を寄せ木で装飾を施したり、4脚をカーブを描いた猫足にするなど工芸作品の方向も模索したが、結果的にアクリル製に落ち着いた。